ダウ・ケミカル社の特殊HDPE樹脂の組み合わせによって、これまでのPET/インキ/接着層/PE構成はPE/インキ/接着層/PEとなりました。ダウ社ではPEパウチの酸素バリア性能を高めるため、バリア性能を持ったドライ接着剤との組み合わせも提案しています。ダウ・ケミカル社に続いてノヴァケミカル社もまた同様のコンセプトで、リサイクル可能な多層PEパウチ市場への参入を発表しています。大手のコンバーターも続々とPEパウチに参入しています。アメリカの軟包装大手のコンバーター・プリントパック社も2016年にリサイクル可能はPEパウチへの参入を発表しました。プリントパック社によると、PE単体で構成されたパウチはHow2Recycleのマークをつけることができて、店頭回収リサイクルシステムに乗せることができるようにできます。